バイブリッドバッテリーの交換
通常の12、24Vのバッテリーの中から電気が無くなったり回復がおそくなることを「バッテリーが上がる」などと言います。乗り方によりますが、3~4年で交換時期になります。こちらは近所のGSやホームセンターで売られていて、ちょっと腕に自信がある方であれば自分で交換できてしまうと思います。しかしハイブリッド車に積まれているハイブリッドバッテリーはそう簡単にはいきません。
先日入庫したアクア
走行は111000㎞。一度エンジンチェックランプとハイブリッド警告灯が点灯しました。何かの拍子に偶然点灯したことも考えられるためスキャンツールにて消灯させ様子を見てもらいました。しかし少しして再びエンジンチェックとハイブリッド警告灯が点灯。ハイブリッドバッテリーの交換確定となりました。
スキャンツールを使いクルマのコンピューター診断を行なうと「電池内部異常」と表示。そしてPOA80‐123などという英数字が並んでおり間違いなくハイブリッドバッテリーの異常。
ハイブリッドバッテリー収納場所
アクアのハイブリッドバッテリー(写真右)と12Vの通常バッテリー(写真左)は後部座席の下にあります。シート座面と足元のプラスチックカバー外した写真とシート座面を支える骨組みを外したところです。
これから組むリビルトバッテリー(写真下)ボルテージセンサー(黒い部品)をはじめ、いくつか部品を組み替えなければなりません。外したバッテリー(写真上)はリビルトメーカーに送り返しリビルトされます。
交換作業
バッテリーを外して並べて目で適合を確認します。どんな部品でも適合品を注文して伝票上合っていても中身が適合品が送られてきているとは限らないのでボルト・ナット取付穴やターミナル位置、付属部品があっているかよく確認します。
ハイブリットバッテリー横には使うと熱を持つバッテリー冷やすためのファンがついています。見るとホコリで詰まっています。放っておくとバッテリーのオーバーヒートでエンジンチェックが点灯します。ハイブリットバッテリー交換時によ~く清掃します。
バッテリー内部/作業終了
不具合のハイブリッドバッテリーのカバーを外してみました。20コのモジュールが並んでいます。この中のどれかがダメになってきていると思われます。
さて車はカバーをつけて腰掛部分をハメて完成です。シートベルトのバックルなどをキチンと出しておかないとシートの下になってしまったりします。
作業日の連絡
ご不明な点があれば、お問い合わせください。
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